郷土史家のミニ”ガイドブック”

コロナ禍の後のありように 一石を投じてくれているような、地域紹介ガイドブックに出会いました。

「丹波竹田のA to Z」。岡山・備前の隣のとなり、丹波市は”竹田”集落(昔の村)をピンポイントで掘り起こした CDサイズの小冊子です。

日本中 どこにでもありそうな集落ですが、そこには人々が営んできた足跡が 形となって(語り継がれて)凝縮され現存しており、今日 それを目の当たりにすることができます。

この「竹田」誌の主製作者が、郷土史家の青木正文氏(丹波・中竹田在住の知人)。

(神戸新聞に掲載されました)

学生時代はグリーで歌い、ヤマハに就職して楽器・音楽に人生賭けると思いきや、あのバブル期にサッと丹波に引っ込んで、ふるさと活性に奉職?し続けているお人です。

コロナ後はさらなる格差社会に?オンライン化、心の時代?何か大きく変わってきそう。

しかし不変なるもの青木氏のような生き方。そして暮らしの見直しが始まって、歴史と文化の集積された”地方”新時代の到来、そんな気がしてなりません。

こちらは青木氏らによって一昨年刊行された郷土史です、ずっしりとした重みを感じます。

(江戸~明治維新に至る 庄屋,代官の業務日誌を読み解いて郷土を俯瞰した力作 青木氏は史実確認のためこの時 京・大阪はもとより東北まで数次に亘り足を運んでいます 常にフィールドワークをベースにして編纂) (NH)

 

 

 

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