レッスンの修了は”新たな始まり”
子どもコンサートが終り 教室には緩やかな空気が漂っています。
幼稚園から続いた”小さな音楽家たち”もさすがに5・6年生になると一区切り。そして継続か音楽レッスンリタイヤかの悩ましい選択を迫られます。
修了の場合も、それぞれに明解な目標があり新たな旅立ちがあり、応援したい気持ちに変わりはありません。
例えばコンサートに出演して12月終了の6年生・TKoyoriちゃん(ピアノソロで”剣の舞” ペダル使わず演奏 1週間前 剣道で左足骨折!するも)。
修了に際して 担当の久保木講師のメッセージです。
「TKちゃん 剣道やってます。ものすごく強く、全国大会に、1年に何回も行っています。いつも遅くまで剣道練習頑張ってます。
5年生になってからは夜の8時からしかレッスン無理で、6年生になったら団体戦で、それでも頑張ってピアノ続けてくれましたが さらに重要なポジションに入るため剣道に力を入れたい、とのことでマレットは12月いっぱいで卒業になりました。
2年生になったばかりの小さな時から本当に見事な成長をまじかに見せてもらい、時にはプライベートで遊んだりもできて仲良くなれ、より感激もひとしおです」。
場面変わってコンサート2週間後。昼下がりのマレット教室にフラッと現れたのは 今や高校1年生のOYunaさん。
小学6年生の卒業式直前まで 西口教室へレッスンに通って下さったお嬢さん(1年生の初回レッスン時、通学バスで行方不明、大騒ぎになったエピソードの持ち主)。今夏 3年振りに教室へ、そしてこの12月には「発表会終わった?」と、お立ち寄りです。時間ちょっとあるからと エリーゼと”戦場のメリークリスマス”を弾いてくれて、「今日はサヨナラ(ピアノずっと弾いてるんだ)」。明るい。
レッスン修了して数年たっても、さりげなく元気な姿を見せてもらえて、ほんとうに嬉しい。
来年もいい出会いが(わかれもありそうですが)沢山ありそうな歳末予感です。 (HN)