広響定期演奏会
ヴァイオリン講師の田中郁也です。
昨日は広響定期演奏会でした。
広響音楽総監督の下野竜也氏が「広島でどうしても取り組みたかったプログラム」
スメタナ:連作交響詩「わが祖国」より ブラニーク
ブルックナー(スクロヴァチェフスキ編曲、弦楽合奏版):弦楽五重奏曲より アダージョ
ドヴォルザーク(中原達彦編曲、管弦楽版):わが母の教え給いし歌
フサ:プラハ1968年のため音楽
最初と最後にチェコ人作曲家による、民族の誇りと名誉をかけた音楽を配置したプログラム。
その両端に挟まれる形で、当時チェコの支配国だったオーストリアの大作曲家ブルックナーによる感動作と、支配される側だったチェコのドボルザークの心あたたまる人気作品を配置。両端のスメタナとフサの曲には共通する重要なリズム動機、チェコ人の民族独立を象徴する音楽が使われている。
僕の席はピアノのすぐ横。
本番当日、席をみた瞬間にヤバイ‼耳大丈夫かな?と心配になりました。ピアノの音、直撃席。
しかも激しい現代音楽。自分の音がミュートがかかったように聞こえるほど大音量で感覚が変になりそうでした。
大好きな指揮者下野さんのリハーサルでは今回も沢山学べました。