座敷でコンサート
ヴァイオリン講師の田中郁也です。
7/3(火)は広島、世羅町の料亭で座敷コンサートでした。
ヴァイオリン、ヴィオラ、コントラバスの編成という珍しい編成。3人でバッハのゴールドベルク変奏曲やシュールホッフ作曲のコンチェルティーノを等を演奏しました。
本日のお品書き
かなり大変なプログラム。
シュールホッフのコンチェルティーノは元々フルート、ヴィオラ、コントラバスの編成で書かれた曲。それをヴァイオリンで弾ける?と聞かれ、弾けるんじやないですかね~となんとなく答えてしまったから大変な事になってしまった…
でも倉敷コンサートが終わってすぐ世羅に行き、本番まで合宿のようにリハーサルをしたら乗り越えれた。皆で大作に挑戦する達成感はいつも味わえるものではない。
バッハのゴールドベルク変奏曲は超大作。
プログラムより
音楽の父と呼ばれるバッハ。バッハは本能的に「人間性」というものを理解しており、劇作家としての修辞スキルは他の追随を許しませんでした。1685年から1750年の生涯において、バッハは神の栄光について曲を書きましたが、その内容には
人が愛すること、
誰かを失うこと、
笑うこと、
裏切ること、
裏切られること、
粉々にされること、
今にも飛べそうな気分になることなどを含みます。
BURTON-HILL氏は、バッハの音楽が闘争、友情、絶望、喜びといった文字通り「全て」を含んでいる、と語っています。