安芸高田市 室内楽共演
ヴァイオリン講師の田中郁也です。
15、16、17日の3日間は広島の県北、安芸高田市で室内楽共演でした。
舞台の上にはスタッフ手作りの看板。安芸高田市の花が紫陽花だそうです。
沢山の子供達、ピアノの先生方との共演、そしてアドバイザーで来られていた素晴らしいピアニストとのトークコンサートは充実した時間になりました。
トークコンサートは室内楽受講曲でよく取り上げられるモーツァルトのディベルティメント。情熱的で大好きな大曲、メンデルスゾーンのピアノトリオ第2番。アンコールは僕が得意なタンゴ、ピアソラの天使の死。「先生という立場だからこそ大曲に挑む姿を見せる。真剣勝負を伝える。」という意志で決まったプログラムは素晴らしい共演者と共に自分の全てをぶつける事が出来たような。。。嬉しい事にトークコンサートを聴いたお客様の中には泣いて喜んでくださる方もいらっしゃいました。でも一番嬉しいのは参加した皆さんが合わせの度にどんどん良くなっていた事。
トークコンサートの他にもドヴュッシーのトリオやシューマンのトリオ、ベートーヴェンのヴァイオリンソナタ「春」等、充実した作品。ブルグミュラーやギロック、Jポップ等親しみやすく弾きやすい曲を沢山弾いた3日間。演奏後には子供達からお花と手作り首飾りをもらいました。
岡山でも広がれば良いなと思います。