岡響定演で ”ヴィオラコンチェルト”を聴く
雨模様のなか、上々の入りでした。
13日(日)の岡山シンフォニーホールは、第65回岡山交響楽団・定演。
聴く側は、”自分の世界で勝手に楽しむ自由”があって、これがコンサートに出かけるいちばんの楽しみ。
そこで今日のお目あては、初めて聴く ヴィオラの 中村洋乃理さん(笠岡出身 N響)。ウォルトンのヴィオラ協奏曲を、実にユッタリ大らかに歌いあげて ヴィオラの””醍醐み”を堪能させてくれて素敵でした。また聴いてみたくなる演奏。9月、中村さんによる”ヴィオラ四重奏団コンサート”が岡大ホールで とのこと、早速チェック入れました。
今日の演目はロッシーニの「ウィリアム・テル」序曲と、あの「運命」。顧問・ヒシキンさんの ”ン命交響曲” 番外解説も楽しめました。グリコのおまけ以上。
(左「ン命交響曲」解説 ”ン”は抑圧された鋭く短い沈黙の意 右がその「楽曲」解説)
もちろん 指揮の杉本さん冴えていたし、岡響の変わらぬ熱演は言うまでもなし。(HN)