広響福山定期 春

ヴァイオリン講師の田中郁也です。

先週の広響定期に続いて、今週は広響福山定期演奏会でした。

寒さが続く2月に北欧プログラム。

北欧作曲家の名曲と言えばこの曲!グリーグのピアノ協奏曲にシベリウスの交響曲第2番という内容。

素晴らしい音響で有名なリーデンローズ。弾いていてとても気持ちが良かった。5月にまたここでコンチェルトを弾く事を想像したらドキドキした。

アンコールのグリーグ2つの悲しい旋律より「過ぎにし春」はとても味わい深い曲。タイトルの「過ぎにし春」を、季節の春ではなく青春の春と解釈する方もいれば、「過ぎにし春」という訳ではなく「最後の春」(人生の最後にみる春)と訳す方もいる。

悲しみを美しいメロディーで表現する事が出来るし、悲しみを美しいと感じる感性が人にはあるんだな、と何気なく思った。

この1週間は春に向かっているのを感じる瞬間がいくつかあった。

高校オケ部指導が終わる18:00の空がまだ明るかった。

毎朝使うオリーブオイルが固まっていなかった。

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください