2015 ショパンコンクール2位の ”アムラン”を聴く

聴きたい人だけが聴きに来て、それぞれ満ち足りてホールをあとにする。

そんな印象の「シャルル・リシャール=アムラン ピアノリサイタル2018」でした。8日(成人の日)の岡山シンフォニーは500名程の入り。でも、拍手は凄く暖かかった!

(アムランさん 沈着冷静なタイプ とお見受けしました)

コンクール当時から豊かな音楽性と成熟した演奏、と評価されてきたピアニストも、今日のプログラムには、ショパンは1曲だけ(「4つの即興曲」)。浜松から運び込まれた?ヤマハピアノ(コンクールで彼が弾いたピアノと同じモデルかな)の際立った透明感が、詩情豊かな音を生みだし、おなじみの 終曲「幻想即興曲」は心に沁みました。アムランの演奏、今日はこの1曲で十分(お金のこと云うのも何ですがチケット¥5000のお得感)。

(開演が待ち遠しい ヤマハピアノ 遠路ようこそ岡山へ)

他 演奏曲はモーツアルト、ババジャニアン、シューマン。なお 当日はプログラム配布なし、曲目紹介なし。聴き手はマニアックな人ばかりだから、何にも要らないんでしょうね。主催は 岡山県音楽文化協会・山陽新聞社でした。(HN)

 

 

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