保科 洋 健在!岡大響64回定演
圧倒的な迫力、感動的な演奏でした。
マーラーの5番、保科 洋指揮 岡山大学交響楽団第64回定期。
「感動した!」と、昔ひと言云った人がいたけれど、このコンサートのためにとっておきたかった言葉。
この春 病いを得て気がかりだった保科さん。オ―ラに包まれて鬼気迫るがが如き指揮、64定期の中でも屈指の演奏ではなかったかと・・。いつもより多い聴衆の その鳴りやまぬ大拍手。みんなで一つの心を共有できた感じで、大安堵です。
前日 リハ中のシンフォニーホールを覗く。客席中央部から指示を出す保科さん。このときは シべリュウス/「カレリア」組曲でした。
(左 副指揮者の秋山さんのリハーサル現場 演奏曲はシューベルト/「ロザムンデ序曲 右 保科さんの指示を受ける学生指揮者)
保科さんは月曜 岡山入りして4日間は大学構内連習場で毎日21時まで。金曜の通し稽古(リハ)も21時、当日も11時楽屋入りして、ずっとリハ。入念な音作りを経て、そして本番。それが、あの感動的なコンサートに繋がっていること。やっぱり凄い”おひと”でした。(HN)