27日の岡大オケ定演に期待して!
これぞ ”超交響楽入門”コンサートになるのでは?
昨夜 岡山シンフォニーホールでの、通しリハーサルを聴いての感想です。
岡山大学交響楽団定期演奏会は 12月27日が本公演。
演奏曲は、軽快なロッシーニの「セビリアの理髪師」序曲。明快で躍動的
なマーラーの「1番(巨人)」。中に挟んで中味がギッシリ一杯、瑞々しい
保科洋の「祝典舞曲」・・作曲され30年を経ての この輝き!
この3曲で交響曲、オーケストラの 醍醐味、を十分感じとれる
のではないでしょうか。大学オーケストラとして全国トップ水準にある
岡山大学オケの100人が、真に若々しく躍動感あふれる演奏で応えてくれ
ます(今日から数日、さらに磨きをかけて27日のステージへ)。
当日の指揮は、まるで魔術師のように学生たち(演奏者)から音を紡ぎだす
保科洋さんと、円熟の域にある秋山隆さん。どちらも暗譜で、その眼差しを
演奏者に注ぐ 端正かつ暖かな指揮ぶりも見どころです。
小学生中・高学年からの 初めてのオーケストラ鑑賞へ、ベストチャンス。
まだ間に合います、希望の灯となりそう。親子鑑賞をおすすめします。(HN)