幻の…
ヴァイオリン講師の田中郁也です。
今日は
「幻の日本酒を百年飲む会」
で弦楽四重奏の演奏。
曲目は
八木節
南部牛追い唄
おてもやん
会津磐梯山
さんさ時雨
ソーラン節
五木の子守唄
茶切節
中国地方の子守唄
を演奏しました。
日本民謡だけを一時間、弦楽四重奏で演奏する事も聴く事も滅多にないですが、凄く良い編曲なので迫力、切れ味、哀愁、日本の魅力たっぷりのプログラムでした。
同じ曲でも演奏者が変われば全然違う音楽になるようにその人の人間性が演奏に深く影響するし、
使う言語と曲は関係性がある。フランス語を母国語として話す人間が作った曲、ドイツ語を母国語として話す人間が作った曲は全然違う。例えばベートーヴェンとドヴュッシーのように。曲は勿論、演奏表現も変わってくる。と思っているのですが。
演奏メンバー、一人ずつ自己紹介も兼ねて話す時間があったので
「日本酒の味わいを感じるように、日本民謡を感じてもらえたらと思います。」
と日本酒わからないくせに言ってみる…
弦楽器はクラシックだけでなくどんな音楽でも合う。魅力的な楽器だと改めて思えたし、お客様にも同じように思って頂けたみたいで良かったです。