隠れた快挙!ショパン国際ピアノコンクールの ヤマハ
5年ごとにワルシャワで開催される「ショパンコンクール」。
今秋10月の第17回コンクール・ファイナルに進出した10名。うち、
5名がヤマハピアノを選んで、何と2・3・5・6位に入賞をはたして
います。ワルシャワ予選では出場20カ国78名中約半数がヤマハで勝負
とか。こんなビッグニュースを何故ヤマハは黙したまま?と思っていたら
ようやく、新聞全紙広告が掲載され溜飲を下げたところ。
ファイナルまで1次2次3次予選があって、その前にDVD審査と予備予選
を通過してのワルシャワですから、道程は大変なものです。
今年は本予選に中桐 望さん(岡山出身)が出場され楽しみにしでした。
ファイナルには届かなかったけれど、音楽ジャーリスト・菅野恵理子さんは
高評価でした。その菅野ブログ(コンクールの日々リポート)を追っかける
楽しみも1カ月で終ったけれど、ヤマハの活躍を知る事も出来 爽快だった。
ヤマハピアノと言えば、90年5位入賞のピアニスト・高橋多佳子さんへの
インタビューからも 凄く「いいピアノになった」ことがうかがえます。
「アムラン(2位・カナダ)は人を幸せにしてくれるピアノを弾く人、音も
素晴らしく パッセージも見事。シシュンキン(6位・ロシア)はカリッと
した硬質な音、二人とも同じヤマハを弾いても 全く違う音だけれど、
どちらも美しかった」。
次は2020年、ヤマハはどんな進化をとげているのでしょうか。 (HN)