コロナ禍3年を乗り越えた りせら音楽教室
2月5日 灘崎文化センター大ホールは、りせら音楽教室の発表会。
多くの小さな音楽家の出演で、未来への希望を託せる華やいだコンサートになりました。また電子ピアノレッスンの可能性を実証した催しでもありました。
コロナ禍の3年、どこも厳しく苦しい運営を強いられている音楽教室ですが、「りせら教室」は生徒数を維持し出演者数も増え、みごとに難局を乗り切ったようです。
出演者にまず小学4~6年生が圧倒的に多いこと(3年間の退会者がいない)、そしてみんな楽しく演奏している。
”ピアノが弾けて音楽好きになる”(子どもを育てる)。主宰する大塚さんの教育理念でしょうね。
そこをめざして、ムリ強いせずゆっくり時間かけてレッスンを続ける(教室でもお家でも)。そのために電子ピアノに特化したユニークな指導と(今やお家ピアノは100%近くが電子ピアノ)、年1回、コンサートグランドピアノでの演奏体験をつみ重ねていく。そしてチカラをつける。それがごく自然に映しだされた今回の発表会でした。今日の小さな音楽家達が大人になった時、どんな心の糧になっているのでしょうか。
一見、ごく普通の発表会でありながら、実は将来期待につながる意味深いコンサートでもありました。発表会はやはり晴れ舞台、必須のイベントすね。講師のみなさま、レッスンにはたくさんの道があること、その気づきのチャンスを与えて下さって感謝しています。
(NH)