岡山・一宮高校吹奏楽部の定期演奏会
春休み、岡山の優れて評価の高い3校の定期コンサートが今週スタートしました。
トップは昨夜の一宮高校(次が28日朝日高・4/2大安寺中等校)。
30人の小編成バンドですが、吹コンの金賞常連校。第30回定演を飾る3部の真島俊夫の同校委嘱作曲「銀杏を渡る風」を聴きたくて行ってきました。
(プログラム表紙と 第1部演奏直前の部員のみなさん)
一人一人の演奏力高くて、まずビックリです。続いて2時間全曲振った女性指揮者の指導力。過度な表現を抑えてメンバーひとり一人の力を最大化しつつ1曲を完成させる。小編成ならではのアンサンブルの魅力を最大限引き出して、聴衆の聴く楽しみと高校生奏者の達成感を見事に叶えてくれました。プログラムから察するに正富綾香先生?
現場に優れた指導者がいることが岡山の誇りです(保科アカデミーの正指揮者秋山さんは かって同校の高校生指揮者でしたし、その師匠の保科洋さんは岡大響の現役指揮者です)。
(司会の放送部員も清々しい 第2部のポップスではダンス部員も協演)
「銀杏~」の作曲者、真島俊夫とはかってヤマハ音楽振興会で彼が吹奏楽指導者研修生として学んでいた頃、一緒していました(ここでも保科さんは彼の作・編曲の師匠でした)。
彼が一宮高校にこんな素敵な曲をを提供していたなんて!合掌しつつ聴かせていただきました。
一宮校歌を見たら 1.2。3番の歌詞の〆が
「ああ一宮 わが母校~ 新しき時代を開きゆく j誇りある使命を築きゆく 自由なる世界へ進みゆく」
ほんとうに部員の皆さんに贈るピッタリの言葉ですね。
桜も咲きました。 (NH)