スケールの大きな新進ピアニスト 中桐望ピアノ リサイタル
瑞々しく華やかで、キラッと光る 異色のコンサートでした。
オールショパンプログラム。演奏前に中桐さんのショパンへの想いが
語られ、バラード3番、3つのワルツ、24の前奏曲全曲演奏に続いて
室内楽版・協奏曲2番(弦5のピアノ6重奏曲風)が締めくくり。
そしてサプライズ、 今秋ショパンコンクールへのエントリー宣言!
もちろん満席の場内 万雷の拍手です。
中桐さんは現在 ポーランドに留学中。地元岡山で ヤマハ音楽教室
に在籍中から注目していた逸材ですが、嬉しい限りです。
奇しくも今日「音楽は心と脳を育てていた・ヤマハ音楽教室の謎に迫る」
(吉井妙子著・日経)が出版されました。斜め読みしたばかりですが、
2002年 チャイコフスキーコンクール優勝の上原彩子さんなども熱く
語っていて、まるで今年の中桐さんにエールを送っているようです。
中桐さん頑張って! (HN)